たくろうのネタ作りってどっちが担当してるのか気になりませんか?
そんな疑問を持った方に向けて、この記事ではたくろうのネタ作りの裏側を徹底解説!
ボケの赤木裕さんが原案を作り、ツッコミのきむらバンドさんが仕上げていく独自のスタイルや、ネタ合わせがほぼ1回だけという驚きの本番主義、さらにM-1決勝であえて新ネタを選んだ背景まで網羅。
たくろうの魅力がぎゅっと詰まった、ファンにもお笑い好きにも必見の内容です!
たくろうのネタ作りはどっち?
たくろうのネタ作りを担当しているのは、ボケの赤木裕さんです。
赤木さんがネタのベースを作り、そこにきむらバンドさんがアイデアを加えていく共同制作スタイルです。
赤木裕が原案を担当
ネタの原案は基本的に赤木裕さんが担当しています。
彼の発想の源は、日常生活の「違和感」や「妄想」。
例えば、誰かと会話している最中にもまったく別のことを考えていたり、街で見かけた人の行動に突っ込みたくなる場面など、常人ならスルーするような場面に「ネタの種」が潜んでいるといいます。
本人も「普段から頭の中はネタだらけ」と語っており、自然に湧いてくる感覚を大切にしているようです。
緻密に設計された構成というより、直感的な“面白さの原石”を見つけるのが赤木さんの役割なのです。
この直感型の発想が、たくろうの独特な世界観を生み出す要因になっています。
きむらバンドは編集者
赤木裕さんがベースとなるネタを作った後、それを「整える」役割を担っているのが、ツッコミ担当のきむらバンドさんです。
彼は完成されたネタに意見を出すのではなく、ネタ作りの段階から赤木さんと一緒に話し合いながら構成を練り上げていきます。
このスタイルは、まるで編集者が原稿をより読みやすく整える作業に近いと言えます。
実際に、ネタの“伝わりやすさ”や“間の取り方”を工夫しているのはきむらさんのセンスによるところが大きく、彼のツッコミが加わることで、ネタが一気に「完成形」へと昇華されていくのです。
このように、たくろうはどちらか一方だけでは成り立たない、理想的な役割分担で成り立っているコンビだと言えるでしょう。
たくろうがネタを作るプロセスとは?
たくろうのネタ作りは、型にはまらない自然体スタイル。
ネタ合わせや練習方法も独特で、ふたりの信頼関係が強く影響しています。
ネタ合わせは1回だけ?
たくろうのネタ作りで特筆すべきなのは、「ネタ合わせの少なさ」です。
驚くことに、本番前のネタ合わせは1回だけ。
漫才コンビとしては非常に珍しく、台本通りに細かく練習を重ねるタイプではないのです。
赤木さんが大まかなネタを作成した後、2人で軽く読み合わせを行い、そのまま本番に挑むという大胆なスタイル。
これは、お互いのリズムやセンスを深く理解しているからこそ成り立つ芸当です。
実際、ふたりとも「言い方が多少ズレても、その場の雰囲気で自然に成立する」と話しており、即興性と相手への信頼が笑いを生む土台になっているのです。
この“本番主義”なスタイルが、自然体の掛け合いを生み、観客の心を掴んでいるのです。
喫茶店キャビン事件
たくろうのふたりには、ネタ作りの過程で起きた名事件が「喫茶店キャビン事件」。
ある日、赤木さんが喫茶店でネタを書いていたところ、集中しすぎて電車の時間を忘れ、1時間以上遅刻。
連絡を受けたきむらさんは激怒することなく「しゃあないな」と一言だけ。
この出来事は、ふたりの絶妙な関係性と、信頼を物語るエピソードとして有名です。
また、こうした柔らかい空気感がネタにも表れており、緊張感よりも“ゆるさ”や“安心感”を観客に届けるスタイルに繋がっているのです。
たくろうがM-1決勝ネタを選んだ理由とは?
たくろうは最終決戦で、新作の「ビバリーヒルズに住む」ネタを選びました。
勝ち上がってきたネタではなく、あえて新作を選んだ背景には、ふたりの“勝負勘”と“センス”がありました。
1本目の完成度を信じたから
たくろうは2回戦から準決勝まで、同じ「リングアナ」ネタで勝ち上がってきました。
その完成度に自信を持っていたため、1本目で確実に印象を残し、2本目では「振り切った世界観」で勝負する作戦に出たのです。
実際、「ビバリーヒルズ」は11月に完成したばかりの新ネタ。
リスクもありましたが、「楽しくやれる自信があった」ときむらさんは語っています。
“型破りな2本目”でM-1優勝を掴んだ背景には、1本目への確信と、観客のツボを読むセンスがありました。
実績より面白い方を選んだ
当初、2本目は過去に披露した「競馬ネタ」を使う予定でした。
しかし、きむらさんが知人から「ビバリーヒルズのほうがいい」と言われ、赤木さんもそれに同意。
結果的に、親しい芸人のアドバイスを振り切って新ネタを選んだのです。
この柔軟な判断と、冒険を恐れない姿勢が、たくろうの強さを物語っています。
“今ウケるものを見極める力”こそ、彼らが時代に合った笑いを届けられる理由なのです。
たくろうのネタがウケる理由は何?
たくろうの漫才がなぜ多くの人にウケるのか。
その答えは、赤木裕さんの“ズレた感覚”と、それを受け止めるきむらバンドさんの“全肯定ツッコミ”という絶妙なバランスにあります。
天然系ボケが笑いを生む仕組み
赤木さんのボケは、いわゆる“練られたネタ”というよりも、本人の天然さや独特の感性がそのまま表れています。
たとえば、「お店に行ったけど料理が全部液体だった」といった突飛な設定でも、それを真顔で語ることで「本当に起きたこと」に聞こえてしまう。
この“現実と妄想の曖昧さ”が、観客に心地よい混乱と笑いをもたらすのです。
こうした天然系のボケは、本人が「ウケを狙ってない」からこそ逆に面白く映るという、非常に稀有なタイプです。
全肯定ツッコミが心地よい
その“ズレたボケ”をさらに笑いに変えているのが、きむらバンドさんのツッコミです。
彼のツッコミは、従来のお笑いのような「なんでやねん!」といった否定型ではなく、「それもありかもな〜」という肯定スタイル。
この“否定しないツッコミ”が、観客の緊張感をやわらげ、笑いを生み出す空気感を作っています。
「この2人、なんか安心して見ていられる」と思わせる理由がここにあるのです。
たくろうのネタ作りスタイルは他と何が違う?
たくろうのネタ作りには、ほかの芸人とは明らかに異なる“空気感”と“発想の源泉”があります。
だからこそ、M-1決勝という大舞台でも異彩を放ち、多くの観客の心をつかんだのです。
完全な役割分担
たくろうのネタ作りは、はっきりとした役割分担がありながらも、どちらか一方だけで完結しているわけではありません。
赤木さんは“ネタの設計者”として、日常の違和感や面白さを抽出し、ベースを作ります。
一方できむらさんは“ネタのブラッシュアップ担当”として、それをどう伝えれば観客に響くかを一緒に考えます。
つまり、赤木が“エンジン”なら、きむらは“ハンドル”。
突飛な発想をスムーズに前に進めるための、最適な組み合わせなのです。
この“役割分担の明確さ”と“互いを補うスタイル”が、たくろうらしさを支えています。
観客を否定しない漫才
たくろうの漫才が「見ていて疲れない」「ほんわかする」と言われるのは、彼らの“人を否定しない笑い”にあります。
尖ったネタや過激な表現で笑いを取る芸人も多い中、たくろうはあくまで「日常のちょっとした違和感」や「小さなズレ」に優しくスポットを当てて笑いに変えます。
そのスタイルは、まさに“癒し系”。
誰かを傷つけたり、過度に誇張したりせず、自然体で笑いを届けることに徹しているのです。
この“安心感”があるからこそ、初めて見る観客もすぐに彼らの世界に引き込まれ、ネタが終わる頃には自然と笑顔になっている。
それが、たくろうというコンビの大きな魅力なのです。
たくろうネタ作りどっちまとめ!
今回の記事では、たくろうのネタ作りに関する裏側や、M-1決勝での選択、ふたりのコンビとしての魅力について詳しくご紹介しました。
- ネタ作りの原案は赤木裕が担当し、きむらバンドが仕上げるスタイル
- ネタ合わせは最小限。信頼関係と即興性を重視
- M-1決勝2本目は新ネタ「ビバリーヒルズ」を選ぶ冒険的判断
- 笑いの設計に「共通認識ワード」「企業名の配置」を活用
- “ズレ”と“全肯定”の絶妙なバランスがたくろうの武器
- 否定しない優しい笑いが、癒し系漫才と呼ばれる理由
ネタの面白さだけでなく、作り方や届け方まで綿密に計算されているたくろう。
コンビの空気感や信頼関係まで含めて、“自然体なのに緻密”な魅力にあふれています。
今後の活躍にも注目しながら、もう一度ネタを見返してみると、きっと新しい面白さに気づけるはずです。



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